コラム

コラム2018.6.18モノよりコト。感情から入る家電選びのススメ

家電の選び方_モノより感情1

 

家電を購入する際、皆さんは何を基準に選びますか?

 

値段機能デザイン…。

 

ほとんどの人が上記項目を思い浮かべるのではないでしょうか?

 

そして実際に製品を購入する際は、電気店からもらってきた沢山のカタログを前に悩むはずです。

 

どの商品がいいんだろう・・・?

 

つまり、通常皆さんは家電という“モノ”を比較し、選んでいるのです。ですが私たちカデンのエトウは、この“モノ”を基準にした家電選びに大いに疑問を感じています。

 

豊かな生活を実現するための道具である家電には、“使用者の欲求を満たす”という重要な役割が課せられています。値段や機能、デザインといった製品(モノ)の表面的な特徴のみを比較して選んだ家電では、その役割(使用者の欲求を満たす)を全うできないと思うのです。

 

そうした考えのもとにカデンのエトウが考える「絶対に失敗しない家電選び」の手順は以下の通り。

 

①「感情(どう暮らしたいか)を考える」

 ↓

②「星の数ほどある家電の中から、その感情を満たすものを選ぶ」

 

これにも順番がとても大切。①と②は絶対に逆にしてはいけません。ようは家電という“モノ”ではなく、感情という“コト”を優先して選ぶのです。

 

頭に「??」が浮かんだ方のために、ここからは具体的な例をあげながら詳しく説明していきたいと思います。

 

 

家電店で選ぶ場合は、「どんなお店を選ぶか」「どう暮らしたいか」を考えることが大切

 

家電製品の購入を家電店で行う場合、まずは「どんなお店を選ぶか」が“超”重要です。なぜなら家電選びは「電気店の理念」に左右されることが圧倒的に多いからです。

 

例えばコスト重視の電気店にお願いしたとしましょう。そのお店のスタッフは予算を聞き出した上でこう言うはずです。

 

「お客様のご予算ですと食洗機は◯◯◯、エアコンは◯◯、洗濯機は◯◯がお勧めです。安いですが大変いいものですよ」

 

予算から考えたモノ(製品)のカタログをズラリと並べ、その製品がいかに素晴らしいかを延々と説明します。確かに予算内。ある意味希望通りなのかもしれません。

 

しかしその製品は本当にあなたの「快適な暮らし」を実現してくれるものでしょうか?「専門の人が言っているんだから、従っていれば間違いない」と思い込んではいませんか?

 

大切なのは「モノより感情」=「製品からではなく、どう暮らしたいか」です。

 

家電の選び方_モノより感情2

 

経済的に不安のない暮らし、健康的な暮らし、わくわくする暮らし…。どんな暮らしを望むかにより、選ぶ家電は大きく変わってきます。といいますか変えなければならないのです。

 

値段やデザイン、機能等の詳細は感情どう暮らしたいか)を追求していくことで自然と決まってきます。

 

電気店を選ぶ際は、「どんな製品をお求めですか?」といきなり製品について聞いてくるお店ではなく、「どんな暮らしをお考えですか?」と、まず感情の確認をしてくれるお店がベストだと私たちは考えます。

では次に、私たちカデンのエトウが実際に行なっている「感情からはじまる家電選び」を具体的に見ていきましょう。

 

 

カデンのエトウの家電選びは、お客様の「感情=どう暮らしたいか」からスタートします

 

カデンのエトウの使命は、お客様の暮らしにおける“不快”を“快(適)”にすること。※この“不快”は、お客様自身が未だ気がついていないものも含みます。

 

気づいていない不快とは、毎日の生活の中で感じる「なんとなくスッキリしない」や「心が満たされない」という想い。これは知らず知らずのうちに蓄積されていることがほとんどです。

 

私たちはお客様の不快を知らずして、家電を提案するなんて絶対にできないと思っています。家電とは本来、日々の暮らしで感じる不快を解消し、豊かな生活を実現するための道具ですから。不快がなんなのか分からなければ提案のしようがないのです。

 

カデンのエトウの家電選びは、お客様の感情=どう暮らしたいかをヒアリングし、その中の不を探し出す作業からはじめます。もちろん、自分がどんな感情を抱いているのかうまく表現できない人もいます。(不快は無意識に感じていることが多いので、実はそういう人の方が多いです。)

 

そのために、いくつか「感情の入り口」をご用意しています。

 

あなたに必要な家電がわかる!感情の入り口(一部)

 

家電の選び方_モノより感情3

 

①経済的不安を解消したい=長期的な目線で考え、ランニングコストの良い家電を提案

 

家電は何年も使うもの。ただ安い製品をオススメするのではなく「省エネ」「故障しにくい」等、長い目で見て経済的であると判断した家電をご提案します。

 

イニシャルコスト(初期費用)ランニングコスト(維持費用)。このバランスが重要です。

 

また、カデンのエトウは「家電のレスキュー」に大きな比重を割いている会社。万が一故障した場合の修理やメンテナンスのしやすさにも配慮しています。

 

 

 

②健康への不安を解消したい=健康維持に直接役立つ家電、間接的に役立つ家電を提案

 

長い人生において健康寿命は非常に重要。いくら長生きできても寝たきりでは意味がありませんよね。そんな健康寿命を伸ばすための家電をご提案します。

 

<健康維持に直接役立つ家電>

健康測定器マッサージ機器浄水器といった健康維持家電は“高齢化社会の必需品”といえます。

 

<健康維持に間接的に役立つ家電>

これもたくさんあります。例えばエアコン

 

えっ?」と思われる方も多いでしょうが、実はエアコンと健康は密接に関係しています。

 

質の低い低価格帯のエアコンはお手入れを怠ると内部があっという間にカビだらけになってしまいます。毎日毎日エアコンから吹き出すカビを吸い込むとどうなるか…。想像しただけでもかなり危険です。

 

詳しくは以前ご紹介した【エアコンのカビが健康を脅かす!今すぐできるカビ対策】をご覧ください。

 

お客様の健康的な生活を実現するため、私たちがエアコンをおすすめする場合は、低価格帯のエアコンではなく【お掃除機能】等が充実したワンランク上の中~上位機種のエアコンをお勧めしています。

 

「でも上位機種のエアコンって高いしなぁ」と感じる方もいらっしゃるかと思いますが、そうした方は上位機種の金額には「将来、健康被害に合い必要になるはずだった治療費が含まれている」と考えてみてはいかがでしょうか?

 

中~上位機種のエアコンにはカビの繁殖の素となるホコリの除去を行ってくれる【お掃除機能】他、さまざまな機能が搭載されています。

 

こうしたワンランク上のエアコンは、低価格帯のエアコンに比べ省エネ効果や耐久性も高く、長い目で見ると結局【お得】だということに気がつくはずです。(これは入り口①「経済的な不安を解消したい」にもつながります)。

 

このような健康リスクは、大雑把でも構いませんので事前に把握しておくことが大切です。

 

【健康への不安を解消したい方】一覧はこちら

 

 

③日頃のマンネリや退屈から開放されたい=暮らしを楽しくする家電、わくわくする家電、ストレスを解消する家電の提案

 

少し意外かもしれませんが“豊かに暮らす”という意味では、この「退屈を解消する」が一番大切かもしれません。

 

具体的な提案としては…

 

「家にいてもなんだか暇で寂しい」 → 話し相手になる家庭用ロボットをご提案

 

カデンのエトウでは2018年より、DMM.makeのロボットの販売なんてこともはじめる予定です。詳しくは店頭、またはWebサイトよりお問合せください。これメチャメチャ楽しいですよ。

 

「退屈な時間をもっとリラックスする時間にあてたい」→ 究極のバスルームをご提案  

 

ちなみに【究極のバスルーム】、実は実際に自分の家に作ってみました(笑)。入るだけで1日の疲れが吹き飛び、心からリラックスできるものすごいバスルームです。毎日入るのが楽しみでたまりません。

 

せっかくなので少し説明させてください(自慢ですw)

 

我が家のバスルーム

 

◯打たせ湯がある
なめらかな泡を含んだお湯が滝のように落ちてくる打たせ湯を導入しました。頭にあてて瞑想したり、肩の凝り固まった筋肉をほぐしたり…最高です。

 

◯肩湯のある湯船
半身浴をしたときに寒くないよう、湯船上部(肩あたり)からお湯が出るようにしています。お湯は循環させているので経済的です。

 

◯こだわりの配色、ライト
バスルームは全面ブラック。そこを何段階にも色が変わるLEDライトで照らしています。

 

◯タワーシャワー
天井から雨のようにお湯が降ってくるシャワーをつけました。両手が使えとっても便利。アメリカの映画に出てくるようなシャワーです。

 

私はお風呂って単に体をきれいにするだけの空間ではないと思っています。お風呂は体の疲れをとり、心をリラックス&リフレッシュさせ、明日への活力を生み出す空間だと考えています。発想次第で、家の中にこのような贅沢な空間を簡単に生み出すことができます。

 

私たちは日々さまざまな角度からこうした家電屋ならではの発想で、「退屈を解消する」ご提案できるよう、常にアンテナを巡らせ、最新の情報を集めています。

 

【質の高い生活を送りたい方】一覧はこちら

 

「時間を有効に使いたい(家族とゆっくり過ごしたい)」→ 家事に費やす時間を削減できる家電をご提案

 

これは食洗機ドラム式洗濯機のことを指します。家事に費やす時間を減らせば、その分子どもと過ごす時間や家族団欒の時間が増やすことができます。

 

詳しくは以前ご紹介した【食器洗い乾燥機をオススメする理由。食洗機は精神的にも経済的にも暮らしを豊かにする】をもう一度読んでみてください。

 

代表的な感情の入り口を4つご紹介しましたが、他にも入り口はたくさんあります。みなさんの“不快”の数だけある、といってもいいでしょう。

 

“不快”を解消して“快適”になった家は、自分や家族はもちろん、訪れる人にとっても快適な家。快適な家には自然と多くの人が集まります。快適な家では自然と笑顔になります。

 

家電を「モノ(製品)ではなく、感情(どうしたいか)で選ぶ」ただそれだけで、いつのまにか人が集まり、笑顔あふれる家になるのです。

 

これってすごいと思いませんか?

 

 

まとめ

 

今回は「感情から入る家電選びのポイント」についてお話ししました。

 

つらつらと書いてきましたが、大切なのはモノ(製品)より感情(どう暮らしたいか)。これに尽きます。

 

家電とは本来日々の暮らしで感じる不快を解消し、豊かな生活を実現するためのもの。不快という、人の複雑な感情を解消するための“家電選びの基準”が、値段や機能、デザインなど表面的なものであってはならないのです。

 

もちろん表面的な条件のみで選び、満足している人もいるでしょう。でもその人たちはきっと知りません。家電がもたらしてくれる、真に豊かな生活の素晴らしさを。

 

カデンのエトウでは、お客様の不快という感情を解消するために、「どんな暮らしをしたいのか」「今の暮らしで感じていること」などを細かくヒアリングします。具体的に言葉にできない方にはたくさんの「感情の入り口」を提示します。

 

そしてその答えを元に、星の数ほどある製品の中から最も合う家電をご提案するのです。だからこそ、カデンのエトウはお客様の満足度がとても高いのだと自負しています。

 

実際、一度ご購入していただくと「エトウさんに任せたら安心」とその後も長くおつきあいしてくださる方がほとんど。お客様が「このやり方でいいんだよ」と証明してくださっているようで、嬉しくなります。

 

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